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第10回放送 歌で、特産品のほうれん草をPR

出演:石井町浦庄小学校 長野則子先生と3年生の皆さま

 自分たちが暮らす地域について学ぶ授業「総合的な学習」の一環として、地域で生産されているほうれ ん草について学習した浦庄小学校3年生の児童たち。

昨年の9月からスタートした野外学習では、ほうれん草の栽培、農家やJAの方からの聞き取り調査、自 分たちが栽培したほうれん草を使った調理体験などを重ねてきました。さらに、ほうれん草について本やイ ンターネットで調査し、その結果を地域の人や保護者に発信しようとまとめの学習に入りました。

そんな矢先にほうれん草の歌を作って、親しみやすくPRしていこうというアイデアが生まれました。
浦庄小学校の3年生は22名。全員で歌詞を考え、全員で意見を出し合って「いけいけ、浦庄ほうれん草」 という曲名と歌詞を決定。その歌詞を児童たちが鼻歌で作って、音楽祖当の先生が曲にしてくれました。

こうしてみんなで作った歌はアップテンポで覚えやすい曲に仕上がりました。その後、子どもたちが合唱 してCDに録音。JA浦庄支所で披露した時には、職員だけではなく、ほうれん草栽培の指導をしてくださっ た農家の方も駆けつけてくれました。明るく元気いっぱいに「いけいけ浦庄ほうれん草」を歌う子どもたち の声に、農家の方たちは大喜び。また、農家の方が嬉しそうに聞いてくれる表情を見て、子どもたちもホッと したそうです。ほうれん草の歌を通して地域の人と子どもたちのきずなが確かなものになった瞬間でした。

ほうれん草について学習するまでは、お母さんが作ったほうれん草の料理を何気なく食べていた人。
中にはほうれん草が大嫌いだった人もいます。しかし、手間暇かけてほうれん草を栽培している農家の人 の話を聞いたり、調理実習でほうれん草を使った料理を試食するうちに、今では22名全員がほうれん草を 食べられるようになりました。

今後はほうれん草に限らず、地域の特産をさまざまな形でPRしていきたいと考えいます。